5月9日、一ノ倉沢新道。
湯檜曽川沿いの新道ルート。

今年は雪が少なかったので、木々の芽吹きも早いです。

モミジイチゴの花。

モモジイチゴの葉。

例年なら雪に覆われてもおかしくない時期ですが、ほんの少しの残雪。

西黒沢。

雪解けの水が少ないせいで、靴を濡らさずに渡れました。

西黒沢沿いは、増水で木々がリセットされる回数が多い為、サワグルミの幼木が沢山生えてます。

ヤマブドウの新葉。

エゾニワトコの花。

クマイチゴの葉。

ハイイヌガヤの花。

オオバクロモジの花。

オオバクロモジの葉。

オオタチツボスミレの花。

ミズバショウが咲く箇所が一か所だけ有るのですが、雪不足で霜にやられてしまって、花が無残な姿に。

コチャルメルソウの花。

エンレイソウの花。。

オオタチツボスミレの群生地。

ここはミクニサイシンも咲くのですが、まだ開花してませんでした。
。

ゼンマイの仲間。
シダ類は良く分かりません。

ミクニサイシンの群生地の次の場所に移動したら花が綺麗に咲いてました。

ミクニサイシンの花を横から見たところ。
萼筒の一番太い所と、口の部分のくびれの差が半分以下になればミクニサイシンだそうです。
初期の頃は「色が緑ならミクニサイシン」と言われてましたが、色ではなくてこの部分で決まります。

オオナルコユリの芽。
で合ってるとは思うのですが…芽の状態だと間違えて誤食の事故も有るので、断言はしないようにしています。

まあ、日当たりの良い部分にこうしてオオナルコユリがツボミを付けているので間違いないとは思いますが、「横にその花が咲いてるから、隣も絶対そう」とは限りません。

ヤグルマソウ。

ヤマブドウの花の蕾。

馬蹄形の山脈がうっすら見えてます。

キブシの花。

モリアオガエルを始めとして、様々な両生類や水生昆虫の産卵箇所になっている水溜り。
雪不足で今年は壊滅的に小さいです。

モリアオガエルの卵。
産卵されてる数は少ないのですが、物凄く大きいのを見つけました。
「泡を厚くして、少しでも乾燥から守ろう」としてなのか、単なる偶然なのか。
しかも落ち葉で丁寧に包んであります。
水筒の水を少し御裾分けしておきました。

水溜りの中をよく見ると、ヤマアカガエルが居ました。
顎と指先が見えない状態ではタゴガエルとの見分けは困難なのですが、産卵に来る場所が違い過ぎるので、シチュエーションからの判断です。

モリアオガエルの卵、もう一つ見つけました。
こっちが普段見かける大きさ。

森に入って、ハコベの仲間。
サワハコベかな?

オオタチツボ群生。

アブラチャンの花。

ユキザサの蕾。この状態だと何ユキザサかまでは分からないです。

萼片が緑色のミクニサイシン。
花に見えますが、ミクニサイシンに花弁は無いので、これは萼片になります。

マチガサワ。残雪が少し残ってます。

イワウチワの花が終わった跡、かな?

エチゴカンアオイ。

ツルシキミの花。
日本海性の植物に慣れてない人だと、「ツルでも無いのに?ミヤマシキミじゃないの?」と疑問に思ったりします。
多雪地帯で、重たい雪の下で、しなやかに曲がりながら生きていくように適応した姿からツルシキミと呼ばれています。

キクザキイチゲ。
殆ど散ってましたが、僅かに残ってた花。

スミレサイシン。
林道入口の方では終わってましたが、奥の方にやってくると咲いてました。

オオウバユリの新葉。

キノコ。
詳しく無いので種類は分からず。

ラショウモンカズラのツボミ。

オオイワカガミ。
2024年5月9日。湯檜曽川沿い新道ハイキングコースの花。