谷川岳ガイド

谷川岳登山・ハイキングガイド

5/29尾瀬ヶ原。鳩待~竜宮

2009年、5月29日

 

今日は尾瀬ヶ原一週プラン。

鳩待~山の鼻~竜宮~見晴~東電尾瀬橋~ヨッピ吊橋~牛首~山の鼻~鳩待峠

鳩待峠

今日は朝のうちと夕方近くで雨が降って、日中だけ晴れの予報。

ちょっと前は土砂降りでした。

 

ちょうどいい天気で歩き出し。

 

鳩待峠を下っていくと

エンレイソウ

エンレイソウ(ユリ科)。

まだ種類こそ少ないですが、花が咲いてます。

 

コミヤマカタバミ()

コミヤマカタバミ(カタバミ科)。

まだツボミのままですね。

 

至仏山

途中のビューポイントから至仏山。

この時期にしては格段に雪が少ないです。

 

イワナシ

イワナシ(ツツジ科)

川上川に近づいてく、日当たりのいい斜面のところにイワナシ。

この時期にしては数が少ない(一輪しか見つけられませんでした)。

 

今年は暖かかったので、先に咲いて終わりかけてるのでしょう。

帰り道にチェックしながら歩いていると、既に落ちている花びらが結構ありました。

 

結構好きな花なんですが、もう終わりかけとは。

ここより標高も高くて日陰の多い鳩待峠近くにも咲くんですが、数が少ないので見つけづらかったりします。

ここに比べればり1週間は遅いので、また後でチェックしてみましょう。

 

ムシカリ

オオカメノキ(スイカズラ科)。

ケナシヤブデマリと似てるんですが、花びらで区別。

 

オオバキスミレ

オオバキスミレ(スミレ科)。

ガイドブックなどには「あまり数が多くは無い」と書かれてますが、山道では充分見かけるような気が。

 

テンマ沢田代

テンマ沢を越えたところの湿原。

今年はミズバショウの数が少ないそうですが、ここは結構綺麗に咲きそろってます。

 

ムラサキヤシオ

ツツジ科、ムラサキヤシオ。

残念ですがまだツボミでした。

林道から離れた、日当たりのいい斜面では結構きれいに咲いてます。

 

山の鼻に近づいてきました。

鳩待に比べて気温も高いので、より多くの花が咲いてます。

ミヤマスミレ

ミヤマスミレ。

 

スミレサイシン

スミレサイシン。

 

スミレ科は変異しやすくて同じ種なのに特徴が違うものが多数出るそうなので、似たような別種が並んでると区別が難しかったりします。

花の色も重要な手がかりなんですが、暗い林内でフラッシュ撮影しちゃうと色が分かりづらいですね。

 

ミヤマスミレ

地下茎を持たないので密集しづらい。葉っぱが丸いハート型。色が赤みがかる。

 

スミレサイシン

地下茎で増えるので、密集しやすい。葉っぱが大きくて細長く、花がある内には開ききらない。色は白っぽいのから薄紫まで。

 

山の鼻到着。

イワツバメ

ツバメが一生懸命泥を運んでました。

 

上田代

尾瀬ヶ原へ移動。

まだこの辺は寂しいですね。

 

リュウキンカ

リュウキンカ(キンポウゲ科)

尾瀬ヶ原に入って最初にある小さな橋のところですが、ここは何故か橋から下に降りてしまう人が多い場所です。

リュウキンカの隣に踏んだような跡がありますが、人でしょうか。

 

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ(ユリ科)。

 

燧ケ岳

燧ケ岳。

 

至仏山2

至仏山。だんだん雲がかかってきました。

 

 

牛首

上の大堀川と牛首。

鹿がよく出てきます。

 

ひばり

ヒバリ。

空中で停止してるのがいると思ったらヒバリでした。

風が強いときに、風上に向かって飛ぼうとして前に進まずにその場でホバリングになっていることがあります。

真剣にやってるのか、それとも遊んでいるのか。

 

ヒメシャクナゲ

ツツジ科、ヒメシャクナゲ。

花はまだツボミでした。

 

至仏山3

下の大堀川から見た至仏山。

残念ながら雲がかかってきました。

 

竜宮現象

竜宮の吸い込み口の方。

 

 

リュウキンカ群生

竜宮近くの、リュウキンカの群生ポイント。

 

■続き(竜宮~見晴)

尾瀬

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尾瀬の様子/2009年

尾瀬の様子、風景、レポートなどの2009年度版。群馬県水上町のハッピーアウトドアの尾瀬レポート平成21年度版です。